メディケア生命の「メディフィットA」はおすすめですか?
入院に備えたくて保険を探しているんですが、メディケア生命のメディフィットAという医療保険が良いと聞きました。
聞いたことがない保険会社なんですが、本当に良い医療保険なんでしょうか?
詳しく教えてもらえると助かります。
こんにちは!
ファイナンシャル・プランナー兼サラリーマンのFP吉田です。
メディケア生命って、確かにあまり耳にすることはありませんよね。
でも、「メディフィットA」は、医療保険の中でもかなりおすすめできる保険です。
特に、医療保険1つでがんにも備えたい場合におすすめです。
保障のバランスも良く、何よりがんに対しての備えがしっかりと備わっています。
このページでは、メディフィットAの事を知りたい方、安くて良い医療保険を探している方に向けて、メディフィットAの特徴やメリット・デメリットなどを分かりやすくご紹介します。
それでは、はじめましょう!
メディケア生命「メディフィットA」の基本情報から
保障内容のご説明の前に、まずは「メディフィットA」の基本情報をご紹介します。
メディケア生命ですが、2010年に誕生したまだ新しい生命保険会社です。
ただ、住友生命が保険商品をネット販売等をするために出資して作った会社なので、新しいとは言っても親会社の財務基盤がしっかりしているため安心感はあります。
さて、そんなメディケア生命「メディフィットA」の基本情報を見ていきましょう。
基本情報
情報項目 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
保険の保障される期間 | ・終身(亡くなるまで) | ||
保険料の払込期間 | ・60歳まで ・65歳まで ・80歳まで ・終身払い |
||
加入可能な年齢 | ・20歳~85歳 | ||
加入申込み方法 | 郵送 | ○ | |
インターネット | ○ | ||
対面加入 | ○ | 保険ショップなど | |
保険料支払い方法 | ・口座引落し ・クレジットカード払い |
||
保険料払い込み方法 | ・毎月払い ・半年払い ・年払い |
||
保険料の払込免除制度 | 有り | ||
付帯サービス | T-PECの健康相談サービス | ||
資料がほしい場合 | メディケア生命公式サイトから取り寄せ可能 |
保障内容一覧
ここからは、具体的な保障内容を見ていきます。
まずは一覧でご紹介して、特徴的なものや、補足しておきたいものについては次の項目で個別にご説明します。
表内のリンクをクリックしていただくと、それぞれの詳細な説明まで移動できます。
保障項目 | 保障金額の例 | 保障の概要 | |||
---|---|---|---|---|---|
入院給付 5,000円なら |
入院給付 10,000円なら |
||||
主契約 | 入院給付 | 金額 | 5,000円 | 10,000円 | |
日数 | ・60日 ・120日 |
・日帰り入院から対象 ・保障期間通算1,000日まで |
|||
手術給付 | <入院中> 【Ⅰ型】 一律2.5万円 【Ⅱ型】 ・5万円 ・10万円 ・20万円 <外来> 一律2.5万円 |
<入院中> 【Ⅰ型】 一律5万円 【Ⅱ型】 ・10万円 ・20万円 ・40万円 <外来> 一律5万円 |
・Ⅰ型かⅡ型から選択 ・60日間に1回を限度 ・給付金額は定額型 ・入院、外来、入院給付額による違いがない |
||
放射線治療給付 | 5万円 | 10万円 | ・60日間に1回を限度 | ||
骨髄移植術給付 | 5万円 | 10万円 | ・骨髄提供者側は対象外 | ||
特約 保障 |
先進医療給付金 | ・先進医療技術料と同額 ・5万円の一時金 |
・技術料分は通算2,000万円まで | ||
入院一時給付特約 | 最大10万円 | ・入院時の一時金保障 ・日帰り入院から対象 ・退院後180日以内の入院の場合、別の疾病であっても1回の入院とみなされ2回目は支払い対象外となる |
|||
通院治療給付 | 3,000円 | ・通院時の保障 ・退院後180日以内の通院を30日まで保障 ・「がん」の場合は退院後5年以外を日数無制限で保障 |
|||
7大生活習慣病入院特約 | 5,000円上乗せ | ・入院給付金額を上乗せ 【対象】 ・7大生活習慣病(後述) 【給付日数】 120日、180日、無制限(入院給付の方により変化) |
|||
女性疾病入院特約 | 5,000円上乗せ | ・がん(女性特有のものに限らない)、女性特有の疾病で入院給付を上乗せ ・給付日数は主契約に準ずる ・がんの場合は日数無制限 |
|||
がん入院特約 | 5,000円上乗せ | ・がんによる入院の場合に入院給付額を上乗せ ・給付日数は無制限 |
|||
抗がん剤治療特約 | 5万円 | ・入院中・外来を問わず、抗がん剤治療を行ったら給付 ・給付は月に1回で通算限度回数なし |
|||
がん診断特約 | 50万円 | ・上皮内新生物(初期がん)も対象 【初回給付条件】 ・がんと診断確定時 【2回目以降の条件】 ・1回目から2年以上経過後、1回目のがんで入院したとき |
|||
3大疾病保障特約 | 50万円 | ・3大疾病(後述)を対象とした一時金保障 ・給付はどれか1回のみ ・がんは上皮内新生物(初期がん)も対象 |
|||
3大疾病保険料払込免除特約(払込み免除) | 以後の保険料の支払い免除 | 【対象】 ・3大疾病 |
「3大疾病」と「7大疾生活習慣病」の違い
まず最初に、「3大疾病」と「7大疾生活習慣病」の違いをご説明します。
保障の中で「3大疾病」と「7大疾生活習慣病」という言葉が出てきますが、それぞれ対象となる疾病が異なります。
特に、「心臓」・「脳血管」の疾病の範囲に違いがあります。
「3大疾病」と「7大疾生活習慣病」の対象となる疾病
疾病 | 3大疾病 | 7大疾病 | |
---|---|---|---|
がん | 悪性新生物 (通常のがん) |
○ | ○ |
上皮内新生物 (初期がん) |
○ | ○ | |
心臓 | 心疾患 (対象範囲:広) |
× | ○ |
急性心筋梗塞 (対象範囲:狭) |
○ | × | 脳血管 | 脳血管疾患 (対象範囲:広) |
× | ○ |
脳卒中 (対象範囲:狭) |
○ | × | |
糖尿病 | × | ○ | |
高血圧性疾患 | × | ○ | |
腎疾患 | × | ○ | |
肝疾患 | × | ○ |
「心臓」と「脳血管」については、特約によって2つの種類がありますが、心臓であれば、「心疾患」の方が「急性心筋梗塞」よりもカバーする病気の範囲が広くなります。
同様に、脳血管であれば「脳血管疾患」の方が「脳卒中」よりも範囲が広くなります。
「三大疾病」の指定範囲の違い
主契約(基本保障)でのポイント!
入院給付
3大疾病 または 7大生活習慣病への入院日数延長・無制限保障を選べる
入院給付では、次のと力を対象とした、入院給付日数の延長保障を選ぶことができます。
- 3大疾病
- 7大生活習慣病
どちらを選ぶかで延長される日数が次のとおり異なります。
(なお、前述のとおり、3大か7大かで「心臓」と「脳血管」の対象疾病に違いがあります。)
疾病 | 3大疾病 | 7大疾病 | |
---|---|---|---|
がん | 悪性新生物 (通常のがん) |
日数無制限 | |
上皮内新生物 (初期がん) |
日数無制限 | ||
心臓 | 心疾患 (対象範囲:広) |
60日延長 (主契約とあわせて120日まで) (急性心筋梗塞は除く) |
日数無制限 |
急性心筋梗塞 (対象範囲:狭) |
日数無制限 | 脳血管 | 脳血管疾患 (対象範囲:広) |
60日延長 (主契約とあわせて120日まで) (脳卒中は除く) |
日数無制限 |
脳卒中 (対象範囲:狭) |
日数無制限 | ||
糖尿病 | 60日延長 (主契約とあわせて120日まで) |
日数無制限 | |
高血圧性疾患 | 60日延長 (主契約とあわせて120日まで) |
日数無制限 | |
腎疾患 | 60日延長 (主契約とあわせて120日まで) |
日数無制限 | |
肝疾患 | 60日延長 (主契約とあわせて120日まで) |
日数無制限 |
どちらを選ぶべきかは悩ましいところですが、7大生活習慣病(全て日数無制限)の方を選んでおきたいです。
その理由は、次のとおりメディケア生命では短期間での複数回入院のカウント方法がやや厳しいからです。
短期間での複数回入院時の注意点
メディフィットAでの、短期間での複数回入院のカウント方法をご説明します。
通常、ほとんどの医療保険では退院後に180日以内に同じ疾病で再入院した場合、1回の入院とカウントします。
しかし、別の疾病で退院後180日以内にまた入院した場合は、2回の入院とカウントします。
ここまでは、メディフィットA以外の医療保険の話です。
しかし、メディフィットAの場合は、"別の疾病"を原因とする180日以内の入院も1回の入院としてカウントされてしまいます。
退院後70日で再入院した場合の例を、他の医療保険と比べてみると次のようになります。
別々の入院とカウントされるためには、退院から181日目以降の入院である必要があります。
こうした特徴があるため、入院の延長保障は「7大生活習慣病の無制限保障」にしておいた方が安心です。
3大疾病延長保障を選んだ場合、+60日延長されても複数の疾病が原因で入退院を繰り返すと、それを使い切ってしまう可能性もあります。
各特約保障のポイント!
がん診断特約
上皮内新生物(初期がん)でも金額・回数が変わらない
がん診断特約は、がんと診断された場合を対象に一時金を給付する保障です。
がん保険の基本保障となっている内容です。
メディフィットAのがん診断特約は、医療保険のがん診断特約の中でも給付条件が優しい方です。
対象範囲
まず、対象が「悪性新生物(がん)」と「上皮内新生物(初期がん)」の両方です。
そして、どちらとも給付金額と給付回数に違いがありません。
医療保険の「がん診断特約」だけでなく、がん保険の「診断一時金」ですら上皮内新生物の金額を少なくしていたり、回数を初回のみとしているものがあります。
そのため、メディフィットAの「がん診断特約」は、給付対象の範囲が広いです。
給付条件
続いて給付条件ですが、がん診断特約は2年に一度を限度に、通算無制限で給付されます。
その際の1回目と2回目以降の給付条件は次のようになっています。
1回目の給付条件
がんと診断確定
2回目以降の給付条件
1回目の給付から2年経過後、診断確定されたがんで入院を開始したとき
この給付条件は、他の医療保険でも同様のものがありますが、医療保険のがん診断特約の給付条件としては優しい部類に入ります。
(がん保険では、2回目の条件が「治療を継続している」というものもあるため、そうしたがん保険と比べれば厳しいとは言えます。)
総合すると条件が良い方
以上の「対象範囲」と「給付条件」を総合すると、メディフィットAの「がん診断特約」は条件が良い方であるといえます。
もちろん、がん保険と比べればさらに良いものもあります。
ただ、あくまで医療保険の特約でがんに備える場合を考えれば、十分良い方だと言って良いでしょう。
3大疾病保障特約
がんは「上皮内新生物」も対象
急性心筋梗塞と脳卒中は条件が厳しい
3大疾病保障特約は、以下の3つの疾病を対象に、条件に該当した場合に一時金が支払われます。
ポイントは、3つの疾病のどれか1つでも給付があれば特約は終了してしまうという点です。
「がん診断特約」のように、複数回受け取ることはできません。
そのため、がんへの備えとしてこの特約を単体で付けるのはおすすめできません。
給付条件が厳しい
3大疾病保障特約では、それぞれの疾病ごとに、次のとおり給付条件が決められています。
疾病名称 | 適用条件 |
---|---|
がん(悪性新生物・上皮内新生物) | 診断確定された時点 |
急性心筋梗塞 | 「公的医療保険対象のの手術を受けた」 または 「60日以上の労働制限状態と診断」 |
脳卒中 | 「公的医療保険対象のの手術を受けた」 または 「60日以上の言語障害、運動失調、麻痺等と診断」 |
がんについては、上皮内新生物の診断でも対象となるため条件としては優しい方です。
しかし、「急性心筋梗塞」と「脳卒中」では、手術を受けるか、60日以上の労働制限・言語障害などが条件となります。
他の医療保険の3大疾病を対象とした一時金特約では、「治療のための入院の開始」が条件となっているものがあります。
チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」や、メットライフ生命の「フレキシィ」(20日以上の入院)がそうです。
そうしたものと比べると、条件は厳しい方であるといえます。
3大疾病保険料払込免除特約(払込み免除)
上皮内新生物でも保険料免除となる貴重な特約
メディフィットAの保険料払込免除特約には、他の医療保険にはない大きな特徴があります。
それは、「上皮内新生物(初期がん)」でも保険料の払込が免除になるということです。
これは、他の医療保険では見たことがない条件です。
医療保険の三大疾病保険料払込免除というと、普通は上皮内新生物は対象外です。
しかし、メディフィットAでは対象となっており、個人的にはとても驚きました。
適用条件は?
適用条件は、先ほどの「3大疾病保障特約」の場合と同じで次のとおりです。
疾病名称 | 適用条件 |
---|---|
がん (悪性新生物・上皮内新生物) |
診断確定された時点 |
急性心筋梗塞 | 「公的医療保険対象の手術を受けた」 または 「60日以上の労働制限状態と診断」 |
脳卒中 | 「公的医療保険対象の手術を受けた」 または 「60日以上の言語障害、運動失調、麻痺等と診断」 |
がんは、悪性新生物も上皮内新生物もどちらも対象となり非常に素晴らしいです。
ただ、「急性心筋梗塞」と「脳卒中」は、医療保険の中では条件が厳しい方に該当します。
とは言え、やはり「上皮内新生物」が対象となるのはすごいです。
メディフィットAに加入する際には、ぜひつけておきたい特約です。
年齢・性別ごとの保険料
続いて、「メディフィットA」の保険料を年代・性別ごとに見ていきましょう。
医療保険の保険料は、近年どんどん下がってきています。
そのため、保険料だけで決めることはできませんが、保険料は医療保険を選ぶうえで重要な要素の1つとなっています。
保険料を算出するにあたっては、他の医療保険とできるだけ条件をそろえられるよう、次の条件で行っています。
保険料計算条件
- 保険料払込:終身払い
- 入院:1日5,000円 7大疾病入院無制限
- 手術:Ⅱ型(手術内容による倍率型)
- 特約:先進医療特約のみ
なおこの保険は、特約を使ってがんに備えるという使い方も想定できる医療保険です。
そのため、()書きで「がん診断特約(50万円)」と「3大疾病払い込み免除特約」を付けた場合の保険料も記載します。
「メディフィットA」の年齢・性別ごとの保険料
加入年齢 | 男性の保険料 | 女性の保険料 |
---|---|---|
20歳 | 1,410円 (2,095円) |
1,495円 (2,336円) |
25歳 | 1,595円 (2,443円) |
1,670円 (2,705円) |
30歳 | 1,815円 (2,901円) |
1,820円 (3,114円) |
35歳 | 2,100円 (3,500円) |
2,005円 (3,582円) |
40歳 | 2,475円 (4,309円) |
2,285円 (4,184円) |
45歳 | 2,955円 (5,429円) |
2,675円 (4,930円) |
50歳 | 3,575円 (7,037円) |
3,205円 (5,907円) |
55歳 | 4,350円 (9,213円) |
3,865円 (7,130円) |
60歳 | 5,280円 (12,028円) |
4,730円 (8,707円) |
65歳 | 6,475円 (15,513円) |
5,915円 (10,648円) |
「メディフィットA」のメリットとデメリット
メリット
- 保険料が安い水準となっている
- 全ての保障で「がん」に上皮内新生物が含まれる
- 先進医療給付で5万円の一時金が給付される
- 通院給付でがんは日数無制限保障となる
- 保険料払込免除で「上皮内新生物」が対象となる
- T-PECの健康相談サービスがついている
メリット1保険料が安い水準となっている
メリットの1つ目は、保険料が安いということです。
先ほどもご紹介しましたが、最近では医療保険の保険料はどんどん安くなっています。
そして、その上で保障も充実してきています。
保険料の安さは医療保険を選ぶ際の1つの基準となっています。
そのため、メディフィットAの保険料が安いのはメリットと言えます。
ちなみにですが、他の同水準の保険料の医療保険と比べてみると、次のようになります。
最安とまではいきませんが、僅差となっています。
代表的な医療保険との保険料の比較
年齢性別 | メディケア生命 メディフィットA |
チューリッヒ生命 終身医療保険プレミアムDX |
メットライフ生命 フレキシィ |
オリックス生命 新CURE |
---|---|---|---|---|
30歳男性 | 1,685円 | 1,557円 | 1,577円 | 1,582円 |
30歳女性 | 1,820円 | 1,587円 | 1,632円 | 1,707円 |
保険料計算条件:入院給付5,000円、60日 特約:先進医療のみ 終身払い
メリット2全ての保障で「がん」に上皮内新生物が含まれる
メリットの2つ目は、上皮内新生物の扱いです。
この保険の主契約や特約で「がん」と言った場合には、必ず「上皮内新生物」も対象となります。
これは、多くの医療保険を見渡してみても非常に珍しいです。
医療保険1つでがんに備えることを考えた場合、上皮内新生物の対象の可否を気にしなくて良いため、大きなメリットであるといえます。
メリット3先進医療給付で5万円の一時金が給付される
メリットの3つ目は、先進医療給付で5万円の一時金も給付されるという点です。
先進医療給付は、どの医療保険でも「技術料と同額」の給付を受けることができます。
メディフィットAでは、技術料同額に加えて5万円の一時金も給付されます。
先進医療を受ける際には、技術料以外にも、現地までの交通費や、遠方であれば宿泊代も必要となります。
この5万円があることで、そういった出費での家計からの持ち出しを防ぐことができます。
メリット4通院給付でがんは日数無制限保障となる
メリットの4つ目は、通院給付特約での「がん」の扱いです。
通院給付特約では、退院後の180日以内の通院を対象としています。
しかし、がん(悪性・上皮内)の場合には、退院後の通院を日数無制限で保障しています。
これは、がん治療の方向性にしっかりと合致しています。
がんは、年々入院中の治療から、通院による治療に切り替わってきています。
そのことは、厚生労働省の統計からも明らかです。
がん治療の入院患者数と通院患者数の比較
【データ元】厚生労働省『患者調査』
このように、入院患者数が減り、通院患者数がどんどん増えています。
そのため、特にがんへの備えを考えた場合、通院日数が無制限保障であるのはメリットです。
メリット5保険料払込免除で「上皮内新生物」が対象となる
メリットの5つ目は、保険料払込免除特約で上皮内新生物が対象となるという点です。
これは特約のところでもご説明しましたが、他の医療保険では見られないメリットです。
「急性心筋梗塞」と「脳卒中」は条件が厳しいというデメリットもありますが、がんへの保障も兼ねてメディフィットAに加入する場合には、上皮内新生物も対象となるというメリットの方が大きいといえます。
メリット6T-PECの健康相談サービスが付いている
メリットの6つ目は、T-PECの健康相談サービスがあることです。
契約者を対象に次の2つのサービスを受けることができます。
- 医療従事者への24時間電話相談サービス
- 専門医へのセカンドオピニオンサービス
こうした健康管理や病気にまつわるサービスを無料で受けることができます。
これらは個人で申し込むと、月1万円程度かかるサービスです。
そうしたサービスを無料で利用できるのは大きなメリットであるといえます。
デメリット
- 別の入院でも180日以内の再入院が1入院とカウントされてしまう
デメリット別の入院でも180日以内の再入院が1入院とカウントされてしまう
デメリットは、別の入院でも180日以内の再入院が1入院とカウントされてしまう点です。
入院給付の項目でもご説明したとおり、メディフィットAでは、退院後180日以内の再入院は別の疾病が原因であっても1回の入院として通算されてしまいます。
この点は、入院給付の1入院あたりの給付日数(60日または120日)を使い切ってしまう事につながるため、ややデメリットといえます。
ただ、入院給付に「7大生活習慣病」での無制限保障を付けておけば、7大生活習慣病には日数無制限で備えられうるようになります。
そのため、メディフィットAに加入する際には、ぜひ7大生活習慣病の入院無制限保障を選んでおきたいです。
【結論】「メディフィットA」はどんな人におすすめの医療保険?
ここまでご紹介してきた「メディフィットA」ですが、多くの方におすすめできますが、特にがんへの備えを重視したい方におすすめです。
基本的な保障はしっかりそろっており、保険料も安いため多くの人におすすめできる医療保険です。
中でも、医療保険だけでがんにも備えたい方には特におすすめできます。
ここまででも何度かご紹介したとおり、この保険はがんに関する保障が充実しています。
そして、保険料払い込み免除も含む「がん」に関するすべての保障で「上皮内新生物」が対象となります。
そのため、医療保障に加えて、がんへの備えもしっかりと確保したい方に、当サイトとして特におすすめできます。
ぜひ、がんへの備えを重視したい方もそうでない方も、検討候補に加えて、他の医療保険と比較しながらじっくりと見てみてくださいね。
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