がん保険の相談や契約時には何が必要?
今度、がん保険の相談に行こうと思っています。
内容が良さそうだったらそのまま契約もしてしまおうかなと思うんですが、相談や契約の時には何を持って行けば良いんでしょうか?
こんにちは!
ファイナンシャルプランナー兼サラリーマンのFP吉田です。
がん保険に入る際には、生命保険の専門家に相談してから加入するという方法があります。
私も初めてがん保険に加入した際にはその方法で加入しました。
私は初めての相談の際に手ぶらで臨んだのですが、相談してから「あれがあればもっとしっかり相談できたな」と感じたものがありました。
また、その後がん保険の契約も行いましたが、契約の際にもいくつか必要となったものがありました。
そこでこのページでは、がん保険の相談や契約を考えている方に向けて、それぞれの場合に持っていた方が良いものや、必要となるものをご紹介します。
では、はじめましょう!
保険相談でがん保険の相談をする際にあると役に立つ2つのもの
がん保険の相談で役に立つものは2つ
まずは、保険相談サービスなどを利用する際にあると役に立つものを2つ紹介します。
- すでに入っている保険の保険証券
- 直近の健康診断結果
1.すでに入っている保険の保険証券
あると役に立つものの1つ目は、今すでに入っている保険の保険証券です。
これは、がん保険に限らずすべての生命保険の保険証券です。
すべての保険証券があると良い理由
がん保険に限らずすべての保険証券が必要な理由は、今入っている保険に入院時や手術時の保障がすでについている場合があるからです。
特に、古い死亡保険の場合には、入院時や手術時の保障が特約で上乗せされていることがあります。
また、あまり意識されていませんが、医療保険に入っている場合には、がんで入院した場合に医療保険からも給付を受けることができます。
そのため、医療保険の保障内容の確認のためにも、医療保険の保険証券もあると良いです。
更に、最近の医療保険では、がん治療での入院や手術の保障が上乗せされる場合がります。
そうした保障がある場合には、がん保険での保障を削減して保険料を節約することが可能です。
保険相談を行うFPさんにそうした確認をしてもらうために、保険証券があると役に立ちます。
2.直近の健康診断結果
あると役に立つものの2つ目は、過去2年以内の直近の健康診断や人間ドックの結果です。
これは、加入時の健康状態の告知で問題になりそうな箇所がある場合に、事前に相談しておくために必要となります。
事前に相談しておくことで前もって対策をすることができます。
ただこちらは、医療保険の相談をするときほどは重要ではありません。
というのも、医療保険ではすべての疾病が保険の保障対象になるのに対して、がん保険では「がん」しか保障対象とならないからです。
例えば、血圧が高めであるとか、中性脂肪が高めであるというのはがん保険加入にはほぼ影響しません。
そのためこちらは、大幅に基準値を超えている数値がある場合に、念のため事前に相談しておくくらいの感じとなります。
がん保険加入契約時に必要となる5つのもの
がん保険加入時に必要な持ち物
続いては、がん保険の加入契約を行う際に必要となる持ち物です。
- 身分証明書(写真付きのもの)
- 口座番号の分かるもの または クレジットカード
- 印鑑(銀行印と認め印)
- 健康診断結果
- おくすり手帳
1.身分証明書
必要となる物の1つ目は、写真付きの身分証明書です。
こちらは、加入者の本人確認のために使われます。
写真付きである必要があるため、具体的には次の3つが対象となります。
- 運転免許証
- 住基カード
- マイナンバーカード
2.口座番号の分かるもの または クレジットカード
必要となる物の2つ目は、口座番号の分かるもの または クレジットカードです。
これは、保険料の引落し設定をするために必要となります。
なお、口座番号の分かるものについては、保険料を口座引き落としで支払う場合に必要となります。
この場合、銀行通帳やキャッシュカードのどちらかを持参するようになります。
また、保険料をクレジットカード払いする場合には、クレジットカードが必要となります。
ただし、保険料のクレジットカード払いは対象としていない保険会社も多いです。
3.印鑑(銀行印と認め印)
必要となる物の3つ目は、銀行印と認め印です。
銀行印は保険料を口座引き落としにする場合に必要となります。
なお、クレジットカード払いにする場合には銀行印は必要ありません。
認め印は申し込みの書面に押印するために必要となります。
ただし、最近では書面ではなくタブレットを使って保険契約をする保険会社や代理店が増えています。
その場合には、認め印を使わない場合もあります。
4と5.健康診断結果とおくすり手帳
必要になる物の4つ目と5つ目は、健康診断結果とおくすり手帳です。
こちらは必ず必要なわけではありませんが、あった方がスムーズに契約手続きを行うことができます。
これは、がん保険加入時の健康状態の告知で必要となるためです。
がん保険加入時の告知では、過去2年以内での健康診断での指摘事項や、過去3か月以内の通院や投薬状況を聞かれる場合があります。
先ほどご説明したとおり、がん保険加入にあたっては健康上の問題は医療保険ほどは問題となりません。
しかし、告知で誤りがあると、将来の保険金請求時に問題となる可能性もあります。
がん保険加入時の健康状態の告知で気を付けておきたいポイントとは?
そうならないよう正確に告知を行うために、健康診断結果やおくすり手帳は持参した方が良いでしょう。
特に契約時に必要なものは忘れないようにしましょう
ここまでご紹介したものが、がん保険の相談時と契約時に必要になるものです。
なお、「保険相談時にあった方が良いもの」については、持っていなかったとしても相談することができます。
ただ、「契約時に必要なもの」の1~3は、忘れると契約そのものを行うことができません。
契約ができないとがん保険の保障開始時点が遅くなってしまい、がん保険で気を付けたい90日間の待期期間の開始が遅れてしまいます。
がん保険の加入を考えたら、少しでも早いタイミングで検討したい理由
せっかくがん保険の契約を決めたのであれば、できるだけ早く保障が受けられるよう、ぜひ契約時の持ち物は忘れないようお気をつけてくださいね。
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