エクセルエイド少額短期保険の「普通保険」はおすすめ?
妊娠中でも入れる保険を調べていたら、エクセルエイド少額短期保険の「エクセルエイドの普通保険」が良いと知りました。
あまり聞いたことがない保険なんですが、この保険はおすすめですか?
こんにちは!
ファイナンシャルプランナー兼サラリーマンのFP吉田です。
「エクセルエイドの普通保険」はいわゆる女性保険ではないのですが、女性におすすめの理由があります。
それは、妊娠中の妊婦さんが加入できて、なおかつその妊娠から出産時の保障が受けられるからです。
通常、妊娠中の加入ではその妊娠は保障対象とならないため、何も保険に加入していない妊婦さんにとっては貴重な保険となります。
そんなエクセルエイドの普通保険について、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
では、はじめましょう!
「エクセルエイドの普通保険」の特徴!
- 女性保険ではなく男女共通の医療保険(ただしやや女性向けの内容)
- 妊娠中は週数に関係なく加入可能
- 妊娠中の加入でもその時の妊娠から保障対象となる
- 妊娠中の加入でその妊娠から保障される保険の中では保険料が最も安い
- 1年更新の定期保険
「エクセルエイドの普通保険」の基本情報
最初に、エクセルエイドの普通保険の「保障期間」や「加入可能年齢」等の基本的な情報をご紹介します。
この保険は終身タイプの保険ではなく1年定期タイプの保険です。
そのため、1年ごとに保険が更新されます。(自動的に更新されます。)
なお、加入後は60日間保障されない免責期間があります。
保障が開始されるのは、加入して61日目からとなります。
情報項目 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
保険の保障される期間 | ・1年更新 ・最長90歳まで |
||
保険料の払込期間 | 保険の保障期間と同様 | ||
加入可能な年齢 | 0歳~89歳 | ||
加入申込み方法 | 郵送 | ○ | |
インターネット | ○ | ||
対面加入 | × | ||
保険料支払い方法 | ・口座引落し ・クレジットカード払い |
||
保険料払い込み方法 | ・毎月払い | ||
保険料の払込免除制度 | 無し | ||
付帯サービス | 無し | ||
資料がほしい場合 | インターネットから取り寄せ可能 |
妊娠中でも入れる?
エクセルエイドの普通保険は、妊娠中でも週数に関係なく加入することができます。
そのため、極端な話ですが、妊娠40週の生産期の妊婦さんであっても加入可能です。
ただし、妊娠に関するもの以外の告知内容で何か病歴等があった場合には加入できない可能性もあります。
(これは他の医療保険であっても同様です。)
加入・更新時の保険料はいくら?
続いては、保険選びの目安の1つとなる保険料をご紹介していきます。
エクエルエイドの普通保険は、保障内容は1通りのみとなっており、自分でコースを選ぶ必要はありません。
エクセルエイドの普通保険の年齢別保険料
加入年齢 | 女性の保険料 |
---|---|
20歳 | 1,044円 |
25歳 | 1,103円 |
30歳 | 1,175円 |
35歳 | 1,344円 |
40歳 | 1,503円 |
45歳 | 1,798円 |
50歳 | 2,221円 |
55歳 | 2,605円 |
60歳 | 2,799円 |
65歳 | 3,467円 |
エクセルエイドの普通保険の保障内容を一覧で紹介
エクセルエイドの普通保険の保障内容をご紹介します。
見ていただくと分かるとおり、非常にシンプルな内容です。
全ての保障が主契約となっており、自分で追加できる特約保障はありません。
保障項目 | 保障金額の例 | 保障の概要 | |
---|---|---|---|
主契約 | 入院給付金 | 5,000円 | ・病気やケガで入院したとき ・日帰り入院から60日まで ・年間では160日が限度 |
手術給付金 | ・入院中:5万円 ・外来:2.5万円 ・歯周組織:2.5万円 |
・60日に1回まで (歯周組織は120日に1回) ・ただし、同一部位や同一傷病での手術は1保険期間で1回 |
出産時の保障は受けられる?
エクセルエイドの普通保険は、正常分娩では保障を受けることはできません。
その理由は、正常分娩は病気ではないためです。
同様の理由で、多くの医療保険や、公的な健康保険も適用がありません。
ただし、帝王切開や吸引分娩等の異常分娩は保障対象となっています。
もし帝王切開で出産となった場合には、手術給付金と入院給付金の給付が受けられます。
エクセルエイドの普通保険のメリット・デメリット
メリット
- 妊娠中の加入でもその妊娠が保障される
- 加入時の妊娠から保障される保険の中で保険料が安い
メリット1妊娠中の加入でもその妊娠が保障される
メリットの1つ目は、妊娠中の加入でもその妊娠が保障されるという点です。
エクセルエイドの普通保険の最大のメリットは、妊娠後の加入でもその妊娠から保障が行われるという点です。
ほぼ全ての医療保険や女性保険で、妊娠後に加入できたとしても、その時の妊娠は保障が行われません。
エクセルエイドの普通保険は、加入前の妊婦検診等で医師から異常妊娠などを指摘されていない限り、加入することでその時の出産から次のような保障が受けられます。
- 切迫早産での入院
- その他妊娠中の入院
- 帝王切開などの異常分娩での手術・入院
このような保障が受けられるため、もし医療保険に加入していない妊婦さんであっても、保険という安心が得られます。
異常分娩は健康保険が使えるため出産費用はそこまで高額にはなりませんが、入院が長引く可能性もあるため、出産時のお守りとして医療保障があるに越したことはありません。
メリット2加入時の妊娠から保障される保険の中で保険料が安い
メリットの2つ目は、加入時の妊娠から保障される保険の中で保険料が安いという点です。
妊娠中の加入でその妊娠から保障が行われる保険は、この保険以外にもいくつかあります。
ただ、そうした、その妊娠から保障される保険の中でも、エクセルエイドの普通保険は保険料が安めとなっています。
加入年齢 | エクセルエイド少額短期 エクセルエイドの 普通保険 |
ABC少額短期 ABCおかあさん保険 |
エイ・ワン少額短期 エブリワン |
---|---|---|---|
20歳 | 1,044円 | 1,470円 | 2,180円 |
30歳 | 1,175円 | 1,850円 | 2,540円 |
40歳 | 1,503円 | 1,670円 | 2,520円 |
50歳 | 2,221円 | 1,920円 | 3,040円 |
これらの保険はそれぞれ保障内容に違いがあるため、単純に保険料だけでの比較はできません。
ただそれでも、エクセルエイドの普通保険の保険料が安いことがお分かりいただけると思います。
もし、妊娠中の医療保障のみを目的に保険を選ぶのであれば、保険料が安いエクセルエイドの普通保険は候補となります。
デメリット
エクセルエイドの普通保険には、特にデメリットらしいデメリットはありません。
ただ、「デメリットらしいデメリットがない」というのは、あくまで定期タイプの少額短期保険として考えた場合です。
定期タイプの少額短期保険は、終身タイプの保険の上乗せ保障として使うことで力を発揮します。
もし、この保険で終身タイプの手厚い医療保険と同様の保障を得ようと考える場合には、保障内容が物足りません。
そうした場合には、終身タイプの医療保険や女性保険を検討する必要があります。
【結論】「エクセルエイドの普通保険」はどんな人におすすめの保険?
ここまでご紹介してきた「エクセルエイドの普通保険」ですが、保険に入っていない妊婦さんにはおすすめです。
無保険状態の妊婦さんの場合、通常の医療保険ではその妊娠は保障対象外となりますが、この保険ではその時の妊娠・出産で保障を受けることができます。
また、他の妊娠中の加入で保障が受けられる保険と比べて保険料が安いというメリットもあります。
出産に備えるために妊娠中に保険に入る場合、一生涯の保険として加入するのではなく、あくまで「妊娠中のお守り」として加入することが考えられます。
そうであれば、保険料が安いというのは、保険を選ぶ場合の大きなポイントとなります。
そのため、もし何も保険に入っていない妊婦さんであれば、「お守り保険」としてエクセルエイドの普通保険はおすすめできます。
出産後には終身タイプの保険への切り替えがお勧め
なお、無事に出産が終わった場合には、終身タイプの医療保険や女性保険への加入をおすすめします。
終身タイプのものに加入することで、老後までの長期間の充実した医療保障が得られます。
そうした終身タイプの女性保険として、当サイトでは次のものがおすすめです。
- メットライフ生命の「フレキシィS 女性専用プラン」
- 三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 女性のための新医療保険Aプラス」
- 東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO 女性プラン」
これらは、保障が一生続き、また多くの疾病や女性疾病に対して手厚い保障が受けられます。
ただし、出産が「帝王切開」となった場合には、新しく加入する保険で、一定期間「子宮」が保障対象外となる可能性があります。
そのため、もし帝王切開を経験した方が保険を乗り換える場合には、乗り換えの前に一度専門家に相談してみることをおすすめします。
ぜひ、さまざまな保険を検討してみて、ご自分が安心できる保険を選んでみてくださいね。
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