朝日生命の女性保険「スマイルレディ」のメリット・デメリットとは?

朝日生命の「スマイルレディ」はおすすめ?

悩む女性

 

朝日生命の「スマイルレディ」は女性保険の中ではおすすめですか?

 

そこまで名前を聞いたことがないのですが、メリットやデメリットがあれば教えてください。


 

こんにちは!
ファイナンシャルプランナー兼サラリーマンのFP吉田です。

 

ポイントを説明するFP吉田

朝日生命が出している女性保険の「スマイルレディ」ですが、入院時の保障を最重視する場合には検討してみても良い女性保険です。
保障対象となる女性疾病の種類が多く、基本保障や特約を組み合わせることで、短期入院から長期入院まで手厚く備えることができます。

 

ただし、女性保険だけでがんにも手厚く備えたい、というような場合には不向きな女性保険です。

 

このページでは、そんなスマイルレディで対象となる女性疾病や、保険そのものの特徴、メリット・デメリットをご紹介していきます。
では、はじめましょう!

 

【2017年7月19日追記】

スマイルレディは、2017年7月に男女共通のスマイルメディカルネクストがバージョンアップされたことに合わせて、正式名称が「スマイルメディカルネクストα(アルファ) スマイルレディ」へと名称が変更になりました。

 

主な変更点は入院一時金(医療費充当給付金)の回数増加(30回→50回)と、入院給付金の生活習慣病での入院延長日数のカウント方法が改善されたのみです。
ただし、保険料は少し値上げとなっています。

 

 

 

「スマイルレディ」の特徴!

  • 女性保障の内容は「入院給付の上乗せ」
  • 上乗せ保障対象となる女性疾病の種類が多い
  • 「産科的破傷風(感染症)」や「神経系・耳の疾患の一部」も上乗せ対象となるのが珍しい
  • 先進医療保障に治療費の10%の見舞金がつく
  • 妊娠中でも週数に関係なく加入申込みができる
  • 特約を付けて「がん」にも備えるには不向き

「スマイルレディ」の基本情報

スマイルレディのロゴ

まず最初に、スマイルレディの

  • 設定できる保険料払込期間
  • 加入方法

等の基本情報をご紹介します。

 

情報項目 内容 備考
保険の保障される期間 終身(亡くなるまで)
保険料の払込期間 ・60歳まで
・65歳まで
・70歳まで
・75歳まで
・80歳まで
・終身
加入可能な年齢 ・15歳~80歳
加入申込み方法 郵送 加入できるのは終身払いプランに限られる。
インターネット ×
対面加入 保険ショップなど。
保険料支払い方法 ・口座引落し
・クレジットカード払い
保険料払い込み方法 ・毎月払い
・年払い
保険料の払込免除制度 有り
付帯サービス 特になし
資料がほしい場合 インターネットから取り寄せ可能

 

スマイルレディは妊娠中でも入れる?

妊娠中の場合、スマイルレディでは特に妊娠の週数に関係なく加入することができます。
妊娠○○週以降は不可、というような条件はありません。

 

ただし、加入の際には他の告知内容とあわせて健康状態の審査が行われます。
そのため、万一他の健康状態の告知内容で引っかかるようなことがあれば、加入を断られたり、特別な条件が付いたりする場合もあります。

年齢別の保険料

保険料を説明する女性

女性保険選びの目安の1つが保険料です。
そこで、スマイルレディの保険料を5歳間隔でご紹介します。

 

保険料を計算するにあたっては次の条件で行っています。

  • 保険料払込:終身払い(定額プラン)
  • 入院:Ⅱ型、1日5,000円、60日型
  • 手術:手術あり型
  • 特約:先進医療特約

 

なお、スマイルレディでは、がん、急性心筋梗塞、脳卒中等の7大疾病を対象とした初回一時金特約を付けることができます。
ご参考に、その特約を付けた保険料を()書きで記載します。

 

スマイルレディの年齢別保険料

加入年齢 女性の保険料
20歳 1,911円
(2,881円)
25歳 2,101円
(3,241円)
30歳 2,236円
(3,546円)
35歳 2,321円
(3,841円)
40歳 2,486円
(4,246円)
45歳 2,786円
(4,816円)
50歳 3,201円
(5,551円)
55歳 3,826円
(6,646円)
60歳 4,606円
(8,016円)
65歳 5,451円
(9,531円)

保障内容一覧

続いては、肝心の保障内容を一覧にまとめてご紹介します。
なお、女性のための保障となる「女性疾病給付特約」以外は、同じ朝日生命の男女共通の医療保険である「スマイルメディカルネクストα」と同様の内容となっています。

 

保障項目 保障金額の例 保障の概要
入院給付
5,000円なら
入院給付
10,000円なら
主契約 入院給付 金額 5,000円 10,000円 ・日帰り入院から対象
・保障期間通算1,000日まで
・7大疾病での入院を延長するⅠ型と、がん(悪性・上皮内)のみ延長のⅡ型がある。
日数 60日
女性入院特約 金額 10,000円 15,000円 ・日帰り入院から対象
・保障期間通算1,000日まで
・「スマイルレディ」の女性保障の担当部分
日数 60日まで
(がん:無制限)
手術給付 手術 手術内容により
・2.5万円
・5万円
・10万円
・20万円
手術内容により
・5万円
・10万円
・20万円
・40万円
・60日間に1回を限度
・健康保険適用の手術が対象
・給付金額は倍率型
・手術給付を付けないこともできる
放射線治療 5万円 10万円 60日間に1回を限度
入院一時金 ・なし
・5万円
・7.5万円
・10万円
・なし
・10万円
・15万円
・20万円
・1入院1回。日帰り入院から対応。
・通算50回まで
・主契約だが無しも選べる
保険料払込免除 以後の保険料の支払い免除 ・がん(悪性新生物)+6疾病が対象
・対象となる疾病は多め
特約
保障
先進医療給付金
見舞金
先進医療技術料と同額
+技術料の10%の見舞金
・技術料給付:保障期間通算2,000万円まで
・見舞金:保険期間通算200万円まで
七大疾病初回一時金 20~500万円 ・がん(悪性・上皮内がん)+6疾病を対象とした初回一時金
・上皮内がんでも金額が変わらない

 

出産時の保障は受けられる?

妊婦さん

「スマイルレディ」では、出産時に保障が受けられるのは「帝王切開」の場合となります。
(帝王切開の場合は、手術給付と入院給付が受けられます。)
正常分娩での出産は保障対象外です。

 

なお、正常分娩が保障対象とならないのは、病気やケガではないからです。
ただし、これは「スマイルレディ」だけではなく、ほとんどの女性保険が同じ扱いとなっています。

女性のための保障強化の内容

スマイルレディの女性保障は「入院上乗せ」

スマイルレディでの女性疾病への保障内容をご紹介します。

 

スマイルレディでは、後述する対象の女性疾病で入院した場合に、1日単位の「入院給付金」で給付額の上乗せが行われます。
上乗せされる金額は、入院1日に対して2,000円~10,000円の間で設定できます。

 

もし、主契約の男女共通の疾病を対象とした入院給付が1日10,000円の場合で、上乗せ額が5,000円の場合にはあわせて15,000円が給付されます。

 

スマイルレディの女性保障の上乗せ内容

 

この女性特約の入院給付は、1入院あたり60日または120日(主契約の入院給付と同一期間)を限度に、保険全体で通算1,095日まで保障されます。
ただし、がん(悪性新生物・上皮内新生物)での入院の場合は、日数無制限で保障されます。

 

女性保障の対象となる疾病

スマイルレディで女性保障の対象となるのは、大きく分けると次の3種類の疾病です。

  1. 女性特有の疾病
  2. 女性に多い疾病
  3. 全てのがん

より具体的に、疾病の種類によって分類すると、「スマイルレディ」で保障対象となるのは次のような疾病です。
(以下の分類は、他の女性保険も参考に当サイトで分類したものです。)

 

スマイルレディの女性疾病の対象

疾病の分類 対象の可否 主な疾病
がん 全てのがん(悪性・上皮内)
特定の良性新生物 乳房・子宮筋腫・腎尿路等
乳房・女性性器の疾患 女性骨盤臓器の炎症性疾患等
腎尿路の疾患 腎不全・膀胱炎等
血液の疾患 鉄欠乏性貧血等
甲状腺の疾患 バセドウ病等
内分泌系の疾患 卵巣機能障害等
循環器系の疾患 低血圧等
消化器系の疾患 胆のう症等
筋骨格系の疾患 関節リウマチ等
妊娠・分娩等の合併症 切迫早産・帝王切開・高血圧性障害等

 

スマイルレディでは11分類全てが上乗せ保障の対象となっています。
この11分類には、女性特有の疾病だけではなく、男女共通でも女性に多い疾病、がんも含まれています。
そうした多くの種類の疾病が女性保険での上乗せ保障対象となるため、非常に広い範囲の疾病が対象となります。

 

また、他の女性保険ではほとんど対象とならない「産科的破傷風(感染症)」や「神経系・耳の疾患の一部」が上乗せの対象となっているという点も特徴です。

 

「スマイルメディカルネクストα」との違い

違いは女性入院特約の有無のみ

違いを調べる女性

スマイルレディと、男女共通のスマイルメディカルネクストαの違いは、女性のための入院保障の上乗せがあるかどうかだけです。

 

もともと、スマイルメディカルネクストαには「女性疾病保障特約」という女性のための特約が存在しています。
この特約こそが、特定の疾病で入院給付額を上乗せするものです。

 

「スマイルメディカルネクストα+女性疾病保障特約=スマイルレディ」となります。
そのため、スマイルレディでは、男女共通の保障はスマイルメディカルネクストαと同様のものとなっています。

「スマイルレディ」のメリットとデメリット

「スマイルレディ」のメリット

  • 女性疾病の対象となる疾病の範囲が広い
  • 精神疾患による長期入院への備えが可能
  • 先進医療保障に見舞金が付いている

 

メリット1女性疾病の対象となる疾病の範囲が広い

メリットの1つ目は、女性疾病の対象となる疾病の範囲が広いという点です。

 

先ほどもご説明したとおり、スマイルレディでは、女性のための入院給付の上乗せで対象となる疾病の範囲が、女性保険の中でもトップクラスの広さとなっています。
女性保険によって若干の細かい違いはありますが、最も対象範囲が広い女性保険の1つです。

 

また、「産科的破傷風」や「神経系・耳の疾患の一部」が上乗せの対象となっている点も、他の女性保険ではなかなかお目にかかれないメリットです。

 

メリット2精神疾患による長期入院への備えが可能

長期入院中の女性

メリットの2つ目は、精神疾患による長期入院への備えが可能ということです。

 

スマイルレディには入院給付が「Ⅰ型」と「Ⅱ型」の2種類があります。
Ⅰ型の方が充実した内容となっており、7大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患・腎疾患・肝疾患・糖尿病・高血圧性疾患)で入院した場合に、日数無制限で保障を受けることができます。

 

加えて、特定の精神疾患(アルツハイマー、統合失調症、躁うつ病等)で入院した際に120日まで延長保障を受けることができます。

 

精神疾患による入院は、入院日数が長くなりがちです。
ただ、多くの医療保険や女性保険では、基本保障の60日までしか保障が受けられません。
しかし、スマイルレディでは、そうした精神疾患時に通常の保障より長い入院給付を受けることができます。

 

メリット3先進医療保障に見舞金が付いている

薬

メリットの3つ目は、先進医療保障に見舞金が付いているという点です。

 

医療保険や女性保険で「先進医療保障」と言えば、先進医療を用いた治療を受けた際に通算2,000万円までの実費保障を受けることができます。
ただ、スマイルレディ等いくつかの医療保険や女性保険では、更に「見舞金」の給付もある先進医療保障もあります。

 

スマイルレディの見舞金は、先進医療実費額の10%となっています。
もし仮に、がんの重粒子線治療を受けて300万円の医療費がかかった場合に、先進医療保障から300万円の実費保障と、30万円の見舞金が給付されます。

 

見舞金の用途は交通費など

この見舞金は、先進医療を受ける施設までの交通費や宿泊費を想定して設定されています。
先進医療を行える医療機関は国の指定を受けたところのみとなっており、どの医療機関でも受けられるわけではありません。

 

もし、先進医療による治療を行っている医療機関が遠方にある場合には、交通費などで自己負担が生じてしまいます。
そうしたことを防ぐために、スマイルレディで先進医療保障に見舞金が付いているのはメリットであるといえます。

 

「スマイルレディ」のデメリット

  • 七大疾病初回一時金の給付条件が厳しい
  • がんに備えるにはがんに対しての保障が物足りない

 

デメリット1七大疾病初回一時金の給付条件が厳しい

医師

デメリットの1つ目は、七大疾病初回一時金の給付条件が厳しいという点です。

 

スマイルレディでは、特約として「七大疾病」を対象とした一時金特約が存在します。
これは、各疾病に罹患して、給付条件を満たした場合に1回のみ一時金の給付が受けられるというものです。

 

この7大疾病のうち3つ(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)の給付条件は他の医療保険と同じ水準となっています。
主に、がんは「診断時」、残りの2つは「入院時」に給付を受けられます。

 

ただ、残りの4つ(慢性腎不全・胃静脈瘤・糖尿病性壊疽・大動脈瘤等)は給付条件が厳しいものとなっています。
これら4つは、「入院」のタイミングではなく、基本的には「手術」を受けたタイミングで給付が行われます。
そのため、全く保障が受けられないわけではありませんが、一時金によって入院や治療に備える、というような使い方はできません。

 

この点は、せっかく複数の疾病を対象とする一時金が付いていても、給付条件がやや厳しくデメリットであるといえます。

 

デメリット2がんに備えるにはがんに対しての保障が物足りない

カルテ

デメリットの2つ目は、がんへの備えとしては保障が物足りないという点です。

 

最近では、女性保険でがんの特約が充実してきたこともあり、「女性保険+がん特約」という組み合わせで、女性保険だけでがんに備えるという使い方も増えてきました。

 

通常、女性保険でがんに備える場合には次の2つの特約を付けることになります。

  1. がん診断一時金特約
  2. 通院保障特約

しかし、スマイルレディではこうした特約が物足りない内容となっています。

 

がん診断一時金特約

スマイルレディでは、「がん診断一時金特約」に近いもので「七大疾病初回一時金特約」があります。
ただ、七大疾病初回一時金特約は、あくまで条件に該当したときに1回のみ給付を行う特約です。
そのため、がんが再発した際などに複数回給付を受けることができません。

 

通院保障特約

最近では、通院によるがん治療が増えてきたため、がんに備えるには通院保障特約が重要となってきました。
しかし、スマイルレディには通院保障特約が存在しません。
そのため、通院治療への備えを用意することができません。

 

 

このようにスマイルレディでは、がん治療に備えてほしい2つの保障が物足りません。
ゆえに、特約を付けてがんに手厚く備えるというような使い方はできません。

【結論】スマイルレディはおすすめの女性保険?

ポイントを説明するFP吉田

ここまでご紹介してきた朝日生命の「スマイルレディ」ですが、入院時の保障を重視したい方は検討候補に加えてみても良いでしょう。

 

その理由は、男女共通の保障も含め、入院に関しての保障は手厚くそろっているためです。
女性疾病での入院上乗せ保障では、保障対象となる疾病の範囲が非常に広くなっています。

 

また、精神疾患も含めた長期入院に備えることもでき、特約を付けることで入院時にまとまった給付を受けることもできます。
加えて、入院時の一時金特約もあり、入院開始から長期入院までの保障がそろっています。

 

ただ、先ほどデメリットでもご説明しましたが、がんにも手厚く備えたいような場合には不向きです。
がんに備えるための保障が不足しており、この保険だけでは不安が残ります。

 

女性疾病でがんにも手厚く備えたい場合のおすすめ

もし、女性保険に特約を付けてがんにも手厚く備えたい場合には、おすすめできる女性保険が2つあります。

 

これらは、スマイルレディとほぼ同じ女性疾病を保障の対象とし、がんに備えるための「診断一時金」と「通院保障」も充実したものとなっています。
そのため、女性疾病とがんの両方に手厚く備えたい場合には、これらを検討してみてください。

 

なお、これらの女性保険も含めて、おすすめの女性保険ランキングのページでは多くの女性保険をコメント付きでランク付けしていますので、そちらもあわせてご覧いただければと思います。

 

ぜひ、女性保険でどこまでの保障を備えたいのかを考えながら、女性保険選びをしてみてくださいね。

 

 

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