子供のための公的なお金のことをご紹介します
子供のために必要なお金やもらえるお金をご説明します
教育費も含め、お子さんのお金のことを考えていく上で避けては通れないのが「公的なお金」の話です。
例えば、国や自治体からもらえるお金の話もそうですし、教育費のように自分から出ていくお金のことも含めてです。
これから子育てをされる方や、今まさに子育て中の方に向けて、こうした公的なお金の話をご説明します。
国や自治体から子供のためにもらえるお金にはどんなものがある?
意外と知られていない「児童扶養手当」
公的制度で意外と知られていないのが「児童扶養手当」です。
児童扶養手当は、児童手当とは異なり全家庭が対象ではありません。
対象は、ひとり親の家庭です。
ここでの「ひとり親」には、親以外の祖父または祖母も含まれます。
給付額は親の所得額によって変わりますが、児童一人の場合に最大で42,320円となります。
この制度の対象となるにもかかわらず、制度を知らないがために申請していない場合には非常にもったいないです。
そのため、ひとり親家庭の方にはぜひ念のため確認をしてもらいたい制度となっています。
教育費を知っておくと学資保険選びがやりやすくなる
公立と私立で全く違う教育費
学資保険のことを考える際にぜひ知っていてほしいのが「子供の生涯の教育費」です。
生涯の教育費がどのくらいかかるのかが分かれば、逆算で必要な学資保険金額を計算することができます。
そのため、無駄のない積み立てを行うことができます。
ただ気を付けておきたいのが「公立学校」と「私立学校」の教育費の違いです。
当然ながら私立は高いのですが、全て公立を選んだ場合と全て私立を選んだ場合とを比べると、幼稚園から大学までの教育費になんと約1,580万円もの差があります。
そのため、もしお子さんを私立学校に進学させたいという考えが少しでも頭にある場合には、子供がどの学校に進学する時点を選択するのかが非常に重要になります。
大学だけを見ても違う!
また、大学だけに焦点を当てても、次の3つでは4年間で必要な教育費が大きく異なります。
- 公立大学 : 約239万円
- 私立文系 : 約386万円
- 私立理系 : 約521万円
(ちなみに、私立医学部だと6年間で約2,245万円かかります…。)
このように4年間での教育費に大きな違いがあるため、どの大学を学資保険での積み立ての目安にするかで教育資金の備え方も変わってきます。
人生設計を考える上でも、学資保険のことを考える上でも子供の生涯の教育費を知るのは非常に有効です。
そんな子供の生涯の教育費を詳しく見ていきましょう。
子供のための公的なお金のまとめ
子供のための公的な保障制度は、国や自治体がさまざまなものを行っています。
ただ、自動で給付されるのではなく、申請が必要なものもあります。
知らないでお子さんが受けられる保障を受けられなくならないよう、しっかりと把握しておきましょう。
また、生涯の教育費のこともある程度頭に入れながら、進学先や教育資金のことも検討していきたいです。
ぜひこうしたことを踏まえながら、お子さんのための教育資金のことを考えてみてくださいね。
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