女性保険ランキングではここをチェック!
・更新日:2019年2月2日 ・公開日:2017年6月1日
保険料の算出条件
このページでは、30歳、40歳、50歳、60歳の方の女性保険の保険料を掲載しています。
保障内容を比較するにあたっては、できるだけ各女性保険の条件をそろえています。
ただ、女性保険は加入時に設定できる項目が多く、特約保障もさまざまなものがあるため、全ての女性保険を全く同じ条件にはできません。
そのため、保険料を計算した際の条件は「保険料算出条件」に細かく記載しています。
ランキングの決め方
女性保険をランク付けするにあたっては、以下のような項目を比較して、総合的におすすめ順でランク付けをしています。
- 女性保障の内容
- 対象となる女性疾病の種類
- 男女共通の保障の内容
- 保険料の金額
- がんに備える場合の保障
なお、女性保険であるため女性保障を重点的に評価していますが、男女共通の保障部分も重要であるため、男女共通で受けられる保障も考慮して順位を決めています。
ランキング表でのチェックポイント!
女性疾病の種類と保障内容
女性保険では、女性保障で保障対象となる女性疾病の種類が各保険で違いがあります。
また、女性保障として保障強化される内容にも違いがあります。
女性保険の最大の特徴は、この女性のための保障があるという点です。
そのため、女性のための保障内容を表内に詳しく記載しました。
表内コメント欄右下の「女性保障の種類」と「対象の女性疾病」にマウスを載せてをタップしていただくと保障内容の詳細が表示されます。
妊娠中の加入可能週数
女性が保険加入を考えるきっかけの1つに妊娠があるかと思います。
女性保険では、保険ごとに、妊娠中でも加入できるのか、また加入できる場合でも何週目まで加入できるかが異なります。
そこで、各女性保険の妊娠中の加入可能週数についても記載しています。
女性の病気に手厚く備える!おすすめの女性保険ランキング!
保険会社名 商品名 |
保険料 | 保険料算出条件 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 女性 | ||||||||
コメント | |||||||||
三井住友海上あいおい生命 |
30歳 | 2,508円 | 【保険料算出条件】 ・入院給付 5,000円 ・給付日数 60日 ・手術給付 2.5、5万円 ・放射線治療 5万円 ・ICU給付 10万円 ・先進医療 2,000万円まで ・女性特約 ・終身払い |
||||||
40歳 | 2,778円 | ||||||||
50歳 | 3,518円 | ||||||||
60歳 | 4,773円 | ||||||||
参考 | がん特約等付きの場合がん特約等付き
がん特約等を付けた保険料例
・がん診断一時金:100万円 |
||||||||
良い女性保険と出会うために知っておきたい5つのポイント!
ここからは、良い女性保険を選ぶために知っておいてほしいポイントをご紹介します。
女性保険は数多くの生命保険会社が取り扱っており、一見するとどれも同じように見えます。
でも実は、保障内容は保険会社によって結構異なります。
そのため、良い女性保険が選べるよう、「女性保険を選ぶ際にぜひ知っておいてほしい5つのポイント」をまとめました。
ちょっと多くなってしまいましたが、流し読みでも良いので見ていただけると女性保険を検討する際にきっとお役に立ちます。
(以下の項目名をクリックしていただくと該当部分まで移動します。)
- 「女性保障」の内容は女性保険によって違いがある
- 終身タイプと定期タイプの使い道の違い
- すでに医療保険に入っているなら「女性特約」を後付けする方法もある
- 妊娠・出産に関しては原則「保障対象外」
- 男女共通の保障部分も重要
ポイント1「女性保障」の内容は女性保険によって違いがある
1つ目のポイントは、女性保障の内容の違いについてです。
女性保険では、所定の女性疾病を対象に保障の上乗せがあります。
この保障の上乗せが「女性保障」の特徴となっています。
ただ、この女性保障には次の2つの点で女性保険ごとに違いがあります。
- 保障の上乗せ内容
- 所定の女性疾病の対象範囲
女性保険ごとの違い1 保障の上乗せ内容
一言で「女性保障」と言っても、上乗せの対象となる保障は女性保険ごとに異なります。
基本は「入院給付」の上乗せ
女性保障の最も基本の保障は「入院給付」の上乗せです。
後述する所定の女性疾病で入院した場合に、男女共通の入院給付とは別に、女性保障から入院給付が受けられます。
この入院給付の上乗せは、ほぼ全ての女性保険についている女性保障です。
一部では「手術給付」の上乗せもある
女性保険の中には、入院給付の他にも「手術給付」の上乗せ保障があるものもあります。
そうしたものの場合には、所定の女性疾病で手術を受けた場合に、手術給付の上乗せ保障が受けられます。
また、さらに一部の女性保険では「放射線治療」や「乳房再建手術」を受けた場合の女性保障の上乗せがあるものもあります。
女性保障として考えた場合、上乗せ対象となる保障の種類が多いものの方が、女性のための保障としては充実しているといえます。
女性保険ごとの違い2 所定の女性疾病の対象範囲
女性保障では、上記のとおり保障の上乗せが行われますが、その対象となるのが「所定の女性疾病」です。
ただ「所定の女性疾病」は、女性保険ごとにどんな病気を対象とするかという点で違いが大きいです。
対象となる疾病をざっくりと区分すると3つに分けることができます。
- 女性特有の疾病(女性だけの疾病)
- 全てのがん
- 女性に多い疾病(男女共通の疾病)
このうち、最も保障範囲が広い女性保険は1~3全てが保障対象となります。
そうした女性保険の場合、男女共通の疾病のいくつかも上乗せ保障の対象となるため、医療保障として考えて非常に保障が充実しています。
最も保障範囲が狭いものは1の「女性特有の疾病」(と女性特有のがん)のみが上乗せ保障対象となります。
上記の1~3全てが上乗せ対象となる物に比べると、保障範囲がグッと狭くなります。
この、上乗せ対象となる女性疾病の範囲の違いは非常に大きいです。
そのため、加入を検討する場合には、ぜひ上乗せ対象となる女性疾病の種類が多いものを選んでみてください。
ただ、この点は確認するのがなかなか難しい点でもあるため、保険相談サービスで保険の専門家に違いを教えてもらうと間違いがありません。
ポイント2終身タイプと定期タイプの使い道の違い
2つ目のポイントは、終身タイプと定期タイプの使い道の違いです。
女性保険には、一生保障が続く終身タイプのものと、一定期間のみ保障が受けられる定期タイプのものがあります。
どちらも女性疾病で上乗せ保障が受けられるため、基本的な保障内容は似ています。
しかし、終身タイプと定期タイプでは最適な使い方が異なります。
終身タイプ
終身タイプは、老後も含めた一生涯の医療保障用として用います。
そのため、加入が向いているのは、まだ何も医療保険や女性保険に入っていない人となります。
定期タイプ
定期タイプは、1年間等の決められた期間のみ保障が受けらえるものです。
更新を続ければ80歳くらいまでは保障が受けられますが、一生涯の医療保障としては使えません。
(更新を行うとその都度保険料が高くなります。)
定期タイプへの加入が向いているのは、すでに医療保険や女性保険に入っている人です。
そうした方が、子育て期間中等の一定期間のみ女性保障を強化したい場合に、既存の保険の上乗せ保険として利用するのに向いています。
終身・定期の使い道の違いのまとめ
もし、まだ何も医療保険や女性保険に加入していない場合には、終身タイプの女性保険を選びましょう。
そうすることで、老後までを含めた一生涯の女性に手厚い医療保障を得ることができます。
もしすでに終身タイプの医療保険がある場合で、女性保障の上乗せがほしい場合には定期タイプを選びましょう。
ただし、次のポイントでご説明するとおり、すでに加入している医療保険に「女性特約」を追加するという方法もあります。
ポイント3すでに医療保険に入っているなら「女性特約」を後付けする方法もある
3つ目のポイントは、すでに加入している医療保険がある場合には、女性特約を追加する方法もあるというものです。
すでに終身タイプの医療保険に入っている方のみとなりますが、加入中の医療保険に「女性特約」を追加することで女性保険と同様の保障が得られます。
なぜそうなるかというと、実は女性保険がそもそも医療保険に女性特約を追加したものであるからです。
保障内容や給付金の名称をよく見てみると、通常の医療保険に「女性疾病入院特約」等が追加されているだけであることが分かります。
そのため、今入っている医療保険に「女性特約」を追加するだけで、女性保険と同様の保障が得られます。
ただし、加入している保険に女性特約を追加できるかどうかは保険会社によって異なります。
もし追加できない場合で女性保障が必要な場合には、保険そのものを乗り換えるか、定期タイプの女性保険で一定期間上乗せを行うかとなります。
ポイント4妊娠・出産に関しては原則「保障対象外」
4つ目のポイントは、妊娠・出産に関して女性保険では原則「保障対象外」であるということです。
女性の方が保険を選ぶ際に気になることの1つは、「妊娠・出産」で保障が受けられるのかどうかということだと思います。
ただ残念ながら、妊娠中の妊婦検診や、正常分娩での出産はほとんどの保険で保障対象となりません。
これらが保障対象とならないのは、それぞれが病気やケガではないからです。
女性保険が保障対象としているものは、原則的に、公的な健康保険が適用になるものです。
しかし、「妊婦検診」や「正常分娩」は病気が原因ではないという理由で健康保険が適用になりません。
そのため、結果的に女性保険でも保障対象とならないのです。
ただし、正常分娩も保障される女性保険は2つだけ存在するため、以下のページでそれらを詳しく比較しています。
正常分娩(自然分娩)で給付が受けられるレアな2つの女性保険を比較!
妊娠中のトラブルや帝王切開等は保障される
ただ、多くの保険で、妊娠・出産に関して全く保障が受けられないわけではありません。
公的な健康保険が適用になるものについては保障が受けられます。
例えば、妊娠中の「妊娠中毒症」や「切迫早産」での入院があります。
また、出産時の「帝王切開」や「吸引分娩」等が保障の対象となります。
女性保険で保障対象となるかどうかをまとめると次のようになります。
事象 | 保障の可否 |
---|---|
妊婦検診 | 保障対象外 |
妊娠中毒症・切迫早産等での入院 | 保障対象 |
正常分娩後の入院 (自然分娩) |
保障対象外 |
異常分娩後の入院 (帝王切開・吸引分娩等) |
保障対象 |
女性保険に入っていれば、こうした妊娠中のトラブルや、異常分娩時に備える事ができます。
(女性保険に限らず医療保険でも保障対象となります。)
気を付けたいのは加入時期
ただ1つ気を付けたいのは、保険に加入する時期です。
妊娠してから女性保険に加入しても、その妊娠・出産は保障対象となりません。
これは終身タイプの女性保険では100%そのような仕組みとなっています。
そのため、女性保険に加入するのであれば、できれば妊娠する前から加入しておきたいです。
なお、ごく一部の定期タイプの女性保険では、妊娠してから加入してもその時の妊娠・出産(異常分娩)が保障対象となります。
定期タイプの保険であるため一生涯の保障としては使えませんが、もし、全く保険に入っていない妊婦さんの場合には加入を検討してみても良いでしょう。
妊娠中に入れる保険ランキング!帝王切開等が保障されるおすすめ保険
ポイント5男女共通の保障部分も重要
5つ目のポイントは、男女共通の保障部分も重要であるということです。
先ほどもご説明したとおり、女性保険は、女性保障以外は男女共通の医療保険と同じです。
女性保険はあくまで上乗せ保障であるため、保障のベースとなるのは男女共通の保障部分です。
どんなに女性保障の内容が良くても、ベースとなる男女共通の保障の内容がイマイチであれば、良い女性保障を選んだ意味が薄れてしまいます。
そのため、女性保障の良し悪しに加えて、男女共通の医療保障の良し悪しも重要となります。
なお、このページのランキングは、女性保障の良し悪しに加えて、男女共通の医療保障の内容も加味して作成しています。
女性保険だけにこだわる必要はない!
女性保険というと、保険会社から「女性保険です!」と売り出されているものに入らなければいけないように思ってしまいがちです。
でも、そうしなくても良いのです。
保険会社の中には、女性保険として保険を売り出していない会社もあります。
ただ、そうした会社でも、取り扱っている医療保険に女性特約が存在する場合もあります。
先ほどもご説明したとおり、医療保険に女性特約を付ければ女性保険と同様の内容になります。
そのため、もし良い医療保険があれば、それに女性保険を付けて加入しても問題ありません。
実際に、当サイトでは、女性保険ではない三井住友海上あいおい生命の「&LIFE新医療保険Aプラス」に女性特約を付けたものを、ランキング上位に掲載しています。
重要なのは、あくまで保障内容です。
そのため、女性保険だけにこだわらず、医療保険も含めてご自分が安心できる保険を検討してみてください。
特約を選びたいなら対面加入がおすすめ
女性保険の中には、インターネットで加入申し込みができるものもあります。
しかし、インターネットからの申し込みだと、付けられる特約保障が制限されている場合があります。
もし、特約保障を自分で選んで加入したい場合には対面加入をおすすめします。
対面加入というのは、保険相談サービス等で保険の専門家に相談して加入する方法です。
実は、口コミサイト等で「七大疾病の保障が付いていない」と説明されているような女性保険でも、七大疾病の保障を付けて加入できるものが多いんです。
ただ、それは対面加入で自由に特約を選べる場合じゃないとできません。
そのため、より自分に合った保障内容で女性保険に加入したい場合には、対面加入をおすすめします。
(私と妻も保険に加入する際には必ず対面加入で加入しています。)
なお、私と妻は色々な保険相談サービスを利用した結果、保険見直し本舗という保険相談サービスから保険に加入しました。
保険で直接病気は治せないが、金銭面の支えが得られる
公的な健康保険や貯金があれば、女性保険や医療保険は不要という考え方があります。
確かに間違いではないのですが、あくまで貯金がちゃんとできている、という前提での話です。
もし貯金がない場合に入院や手術が必要になると、いくら健康保険があっても必ず自己負担額は生じます。
医療保険や女性保険は、そうした万一の入院時の自己負担額に備えるための保険です。
女性保険が直接病気を治してくれるわけではありませんが、病気で不安な時に、金銭面の不安を解消して自分を支えてくれます。
病気への不安を解消するためにも、最低限のもので構わないので、医療保険や女性保険には加入してほしいと考えています。
ぜひ、先ほどご紹介した専門家の力を借りる等して、ご自分が安心できる女性保険を選んでみてくださいね。
このサイトを通して、少しでもそのお手伝いができれば幸いです。
女性保険加入前に知っておいてほしいポイント
女性保険選びで使った保険相談ランキング!
私の妻が、女性保険探しの際実際に相談した複数の無料保険相談サービスをランキングにまとめました。プレゼントキャンペーンを行っている保険相談も紹介します!
帝王切開と女性保険の関係
出産には自然分娩と帝王切開等がありますが、実は帝王切開を経験すると女性保険に加入しづらくなる可能性があります。女性保険と帝王切開の関係をご紹介します。
専門家の力を借りる3つのメリット
女性保険選びでは、専門家の力を借りて選ぶと付けられる保障の種類が増えるというメリットがあります。女性保険選びで専門家の力を借りるメリットを紹介します。