働けない間の生活を支える「就業不能保険」
近年まであまり注目されていなかった保障があります。
それは「働けなくなった場合の保障」です。
これは、医療保険と死亡保険の間にある保障の空白期間でした。
しかし近年、「就業不能保険」によってその空白が埋められています。
万一働けなくなった場合に備える就業不能保険をご紹介していきます。
そもそも就業不能保険とはどんな保険?
まず、そもそも就業不能保険がどんな保険であるかですが、これは先ほども少しご紹介したとおり「働けない間」を保障する保険です。
働けない間というと、病気やケガで入院している間を思い浮かべるかと思います。
もちろんその期間もそうなんですが、実はそれだけではありません。
自宅で療養している間も該当します。
入院中を保障する保険には「医療保険」がありますが、自宅で療養している間を保障する保険は今までほとんどありませんでした。
そんな、入院中や自宅療養期間中の働けない期間を保障してくれるのが就業不能保険です。
より具体的な保障の仕組みや、職業ごとの必要性については以下のページで更に詳しくご紹介しています。
就業不能保険はどうやって選んだら良い?
就業不能保険は今まであまり存在しなかった保険種別なだけあり、選び方のポイントが少し分かりづらいです。
「働けない間」を保障する保険ではありますが、ポイントは「働けない間」の判断基準です。
自分の判断で働けないというだけでは保障は受けられません。
保険会社が定める就業不能条件に該当する必要があります。
また、就業不能後に働けるようになった場合の給付金の扱いや、保険料払込免除条件も各就業保険によって違いが大きいです。
そうした点も含め、選ぶ際に検討したいポイントは次のとおり4つあります。
- 就業不能状態の判断の対象となる疾病
- 就業不能状態の判断要件
- 就業可能となった場合の給付金の扱い
- 就業不能時の保険料払込の継続性
こうした4つのポイントをどのようにチェックして選んで行けば良いのかご説明します。
FPが選ぶ就業不能保険ランキング!2019年版
就業不能保険は、まだまだ新しい保険であり、医療保険や死亡保険ほどは成熟していません。
そのため、どれが良いのかを判断するのはなかなか難しいです。
そこで、私が細かい点まで比較して、8つの就業不能保険をおすすめ順でランキングにまとめました。
実は私も就業不能保険には入っているため、加入にあたってはかなり厳しく比較を行っています。
ランキング結果には、保障内容の良い点悪い点等を含めてコメントを付けています。
ぜひ、就業不能保険を検討する際の参考にしていただければ幸いです。