病気やケガによる入院に備えるためには?
保険で備えるべきものの1つが「病気やケガ」についてです。
若いうちは必要性を感じなくても、年を重ねるほどに必要性が増してくる重要な備えです。
病気に備えるといえば「医療保険」がまず思いつきますが、「がん保険」をはじめ、女性のための保険など、実は他にもさまざまな種類があります。
そこで、このカテゴリーでは、病気やケガへの備えとして安心できる保険のことを可能な限り分かりやすくご説明していきます。
病気への備えと言えば「医療保険」
病気やケガによる入院への備えとして真っ先に思い浮かぶのが「医療保険」です。
ところで、あなたは医療保険についてこんな風に思ったことはありませんか?
医療保険にはいつか入らなきゃいけないと思って調べたこともあるけど、仕組みが複雑すぎてイマイチよく分からないんんだよなぁ…。
一度医療保険のことを見てみたことがある方は、仕組みが分かりづらいと思ったことがあるのではないでしょうか?
もしそう思ったことがあるなら、それはごもっともです。
私も、保険の知識がないころに医療保険を検討した際には、その複雑さによく分からず終わったことがあります。
でも実は、ちゃんと基本となる仕組みを知ると、メインとなる保障や、医療保険ごとの違いが見えるようになってくるんです。
将来の入院に備えるための保険は、よほどお金持ちでもない限り必ず必要になってきます。
そこで、安心できる良い医療保険が分かるようになるよう、医療保険の基本的な仕組みや選び方を見ていきましょう。
急な病気やケガで慌てないよう備えたい『医療保険』を分かりやすく!
女性の方の場合には「女性保険」もある
医療保険には、女性のみが加入することができる「女性保険」があります。
女性保険とは、次のような疾病を対象とした女性限定の医療保険です。
- 女性特有の疾病
- 女性に多い疾病
基本的な仕組みは医療保険と同様ですが、特定の疾病を対象に保障の上乗せ給付が受けられたリ、女性独自の保障が受けられたりします。
そのため、男女共通の医療保険よりも手厚い保障が受けられます。
女性の方が医療保険を考える場合には、ぜひ検討候補に加えてみてほしいです。
そんな女性保険の選び方や、各女性保険の内容を以下のページで詳しくご紹介しています。
がん治療にしっかりと備えるための「がん保険」
がん治療の金銭的負担に備えるがん保険
がん治療に備えることに特化した保険が「がん保険」です。
ここ数年、有名人の方ががんになったニュースが流れることも多く、がん保険の注目度が高まっています。
ご存知のとおり、日本人の3人に1人ががんになるといわれ、がんに対しての備えは必要です。
早期に発見されたがんであれば治療費の負担はそこまで大きくなりませんが、ステージⅢやⅣと言われる「進行がん」の治療を行う場合には時間もお金もかかります。
そうしたがん治療を受ける際に、治療の選択肢を増やすためにがん保険は必要となります。
あまり意識されないがん保険の大きな役割
ただ、がん保険にはもう1つ重要な役割があります。
それは、がんと診断された本人や家族の金銭面での不安を軽減するという役割です。
私は両親ともにがんと診断されたことがありましたが、その際、がん保険に入っていてくれたおかげで金銭的な不安は大きく解消されました。
家族ががんと診断されただけでもとても不安なのに、もしその時に金銭的な不安もあったら本当につらいです。
このように、がん保険には
- 治療の選択肢を増やす
- 家族の金銭的不安を軽減する
という大きな役割があります。
そんな大切ながん保険の仕組みや、おすすめのがん保険等を分かりやすくご紹介していきます。
知っておくと安心な健康保険などの公的保障制度
大きな病気やケガで頼りになるのは医療保険だけではありません。
「社会保険」も強い味方となってくれます。
病気やケガで力になってくれる社会保険制度の代表格は「健康保険」です。
普段は、風邪で病院に行った際に使う保険証くらいしか出番はありません。
しかし、大きな病気やケガで入院をした際には「高額療養費制度」と言った普段は使わない制度が金銭面の大きな支えとなってくれます。
そういった病気やケガの際の公的保障制度は知っておくといざという時に安心感があります。
女性が妊娠・出産時に受けられる公的保障とあわせて、詳しくご紹介します。
病気やケガに備える保険の大切さ
繰り返しとなりますが、病気やケガについての備えが効果を発揮するのは、老後を迎えてからであることが多いです。
でも、老後を迎えてから備えたのでは遅過ぎるのです。
そのため、現役世代のうちにしっかりと備えておく必要があります。
私の母は、還暦が近づいた時点で、病気やケガへの保険での備えがガタガタでした。
また、一度胃ガンを経験したことがあり、保険の新規加入も難しいという状況でした。
ただ、まだ50代のうちにそのことに気づけたため、無事に引受基準緩和型の保険に入ることができました。
老後を迎えて、病気やケガが増えてからお金のことを心配するのは本当につらいことです。
そうならないためにも、ぜひ、少しでも早めに加入や見直しを考えてみてほしいです。
このサイトを通じて、将来の病気への備えとして安心できる保険を選ぶお手伝いをさせてもらえれば幸いです。