保険相談には何をもっていけば良い?
保険相談では何があると役に立つ?
ファイナンシャルプランナーの方による生命保険の相談を申し込みました。
時間や場所の連絡はあったんですが、持ち物については特に何も言われませんでした。
相談時に何か持って行った方が良いものはありますか?
こんにちは!
ファイナンシャルプランナー兼サラリーマンのFP吉田です。
保険相談って、いざ行こうと思っても、何を持って行けば良いかわからないですよね。
私も初めて申し込んだときは、何を持って行った方が良いのか分からずに手ぶらで相談に行きました。
でも実は、保険相談に持っていくことで、より良い保険を提案してもらいやすくなるものがあるんです!
私が相談を重ねていった際、途中の相談からそれらを持参したことで、担当のFP(ファイナンシャル・プランナー)の方との話が非常にスムーズになりました。
そんな、保険相談にぜひ持っていってほしいものは次の2つです。
- すでに入っている保険の保険証券(コピーでOK)
- 直近の健康診断や血液検査等の結果
これらがあると、FPさんも提案が非常にやりやすくなるんです。
今回は、保険相談サービスに初めて行く方や、すでに相談に行ったけどイマイチ相談の手ごたえが少なかった方に向けて、保険相談を行う際にぜひ持って行ってみてほしい持ち物をご紹介します。
では、始めます!
おすすめの持ち物1 すでに入っている保険の保険証券
保険証券をもっていったら役に立った
相談時に持参して役に立ったものの1つ目が「すでに入っている保険の保険証券」です。
これは、原本をもっていってもコピーをもっていってもどちらでも問題ありません。
(ただ、原本は大切な書類なのでコピーの方が安心です。)
保険証券をもっていって役に立つのには2つの理由があります。
- 不足している保障や重複する保障を確認できる
- 既存保険の必要のない保障を確認してもらえる
1.不足している保障や重複する保障を確認できる
1つ目の理由が、不足している保障や重複する保障を確認できるというものです。
保険証券には、今入っている生命保険の保障内容がすべて書かれています。
例えば次のようなものです。
- 保障金額
- 特約の内容
- 保険の期間
そのため、保険証券を見れば、加入者がどんな保険に入っているのか全て分かります。
こうした情報は新しい保障を確保する際に役に立ちます。
なぜなら、現在不足している保障が何であるかが確実にわかるためです。
また、新たな保険を考える際に重複してしまう保障も事前に確認することができます。
これらをしっかりと確認することができれば、不足している保障をFPさんが正確に把握したうえで、そこにピッタリとあてはまる保険を選んでもらうことができます。
2.既存保険の必要のない保障を確認してもらえる
2つ目の理由が、既存保険の必要のない保障を確認してもらえるということです。
生命保険は加入した後はメンテナンスフリーではありません。
特に定期タイプの死亡保険では、子供の成長や家族構成の変化に合わせて保障を見直していくことが必要です。
相談の際、FPさんに保険証券を見せることで、今入っている保険でメンテナンスを行うべき点が分かります。
特に、死亡保険では、必要ないほど多めに死亡保険金額を設定してしまっていることが多いため、そこを適正な金額に見直せば保険料を大きく節約することができます。
このように保険証券があることで、新たに入ろうと思っている保険の事だけではなく、すでに入っている保険のこともプロの目で見てもらうことができます。
おすすめの持ち物2 直近の健康診断や血液検査等の結果
健康診断の結果があると保険に加入できるかどうかが事前にわかる
相談の際に持っていきたいもう1つのものが、直近の健康診断等の結果です。
これは、会社の健康診断の結果や、人間ドックの結果のうち最も直近のものであるのが望ましいです。
また、他に病院で血液検査などを受けて気になる数値が出ているものがあれば、そういったものでも構いません。
こうした健康状態を核に似できる書類が合った方が良い理由は、保険に加入できるかどうかをある程度事前に確認できるからです。
保険に入れるかどうかがなぜわかる?
何故保険に入ることができるかわかるかというと、生命保険には各社「引受基準」というものがあります。
引受基準とは、保険会社が生命保険を契約するか(申し込みを引き受けるか)どうかを判断するための基準です。
引受基準は保険会社の重要機密事項であるため公開はされていません。
ただ、FPさんであれば把握している場合もあります。
そのため、検討している保険の基準値に合致しているかを判断することができるのです。
基準に合っていなくても事前に対策を考えられる
もし、健康診断結果で保険の基準に合致していないとなったとしても、まだ方法はあります。
治療が可能なものであれば、申し込みまでに治療を行えば良いのです。
実際に、私が保険加入をしようとした際には、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値が基準値を大きく超えてしまっており、一度は加入をあきらめざるを得ませんでした。
しかし、FPさんの次の一言のおかげで、その後無事に加入することができました。
吉田さん!一度、病院で治療を受けましょう!
コレステロール値は薬で下げることができるはずです。
治療後に再度血液検査を行い、治療後の結果とあわせて「適切に治療を行っています」と一言添えて申し込みましょう!
治療を受けた結果保険に入れた
私はこのように、1か月程度時間をかけ、LDLコレステロールの治療を受けました。
そして、血液検査で正常の範囲内になった時点で、次の2つを添えて保険を申し込み無事に契約することができました。
- その際の血液検査の結果
- 「適切に治療を受けている」旨の一筆
このような対策が必要なのであれば、早めにわかるほど事前に対策を行うことができます。
そのため、相談の最初の時点で健康診断の結果があると役に立つのです。
どんな保険に入っているのかをFPさんに質問してみるのもおすすめです
FPさん自身が保険証券をもってきている場合もある
ここまで、相談を受ける側が持っていると良いものをご紹介してきました。
ただ、実はFPさんが相談の際に持参している可能性が高いものもあります。
それは、FPさんが入っている生命保険の保険証券です。
実際に、私が面談をしたFPさんの7割くらいの方はコピーを持っていました。
FPさんが保険証券を持っているのは、相談者の方にどんな保険に入っているのかを聞かれることが多いためということでした。
確かに、FPさんが実際に入っている保険が悪いものであるはずありませんし、知りたくなる情報ですよね。
もちろん、保険証券を持参していないFPさんもいます。
ただ、その場合でも、どんな保険に入っているのかを聞いてみるのはおすすめです。
ほぼ確実に入っている保険を教えてくれるので、自分で保険を考える際の助けになります。
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